ご挨拶
第52回日本磁気共鳴医学会大会
大会長 小畠 隆行
量子科学技術研究開発機構
量子医科学研究所
この度、第 52 回 日本磁気共鳴医学会 大会 を、令和6年9月20日(金)~ 22日(日)の 3 日間、幕張メッセ国際会議場で開催することになりました。
大会のテーマは「量子・分子で解き明かすMR医学」です。 量子科学技術研究開発機構(QST)の分子イメージング診断治療研究部が中心となってとり行う本大会では、量子・分子レベルでの科学現象と臨床MRIを結びつける最新の研究や技術開発を積極的に取り上げていきたいと考えています。
千葉県内の施設が主体となって行われた大会を振り返りますと、第1回(1981)・2回大会(1982)を千葉大学の有水昇先生、第6回(1985秋)・第14回(1989秋)・第19回(1992春)大会を放射線医学総合研究所(現、QST)の飯沼武先生・舘野之男先生・遠藤真広先生が担当されました。しかし、いずれも東京開催でしたので、千葉で開催される初めての大会となります。千葉県のサイエンス・エンターテインメント・スポーツ・観光の要となる幕張での、3年ぶりの基礎系研究室主催の大会を是非お楽しみください。
新型コロナウイルスが感染症分類で 5類に引き下げられ、様々な学会の学術集会が現地開催に重点を置き始めました。この3年間のコロナ禍の影響により、学術集会の開催形式は現地+Webのハイブリッド形式が採用され続けましたが、現地で学会参加する参加者が急速に増えております。本大会でも現地での活発な議論を期待し、原則、現地参加をお願いする方向で調整しております。なお、オンデマンド配信は例年通り、2024 年 10 月 7 日(月)~31 日(木)を予定しています。
皆様が安心・安全に本大会にご参加いただけるよう準備を進めてまいります。MRI研究に興味をお持ちの多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。